Apache2+PHP5+MySQLの導入(etch)
Apache2のインストール
# apt-get install apache2
PHP5のインストール
# apt-get install php5
php.iniの編集
デフォルトでは、
magic_quotes_gpc = On
になっているので、無効にする場合は
/etc/php5/apache2/php.ini を編集する。
; Magic quotes ; ; Magic quotes for incoming GET/POST/Cookie data. magic_quotes_gpc = Off
MySQL5.0のインストール
# apt-get install mysql-server-5.0 php5-mysql
管理者ユーザの設定
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO admin@localhost IDENTIFIED BY 'パスワード' WITH GRANT OPTION;
※リモートアクセスを許可する場合は、「localhost」を「”%”」(または”ホスト名”)にする。
一般ユーザの設定
mysql> GRANT SELECT,UPDATE,INSERT,DELETE,ALTER,CREATE PRIVILEGES ON データベース名.* TO user1@localhost IDENTIFIED BY 'パスワード' WITH GRANT OPTION;
文字コードの設定
デフォルトでは「latin1」なってしまうので、my.cnfを編集してutf8に変更する。
# nano /etc/mysql/my.cnf
[mysqld]に以下2行を追加する
default-character-set=utf8 skip-character-set-client-handshake
[mysql]に以下1行を追加する
default-character-set=utf8
mysqlを再起動する。
# /etc/init.d/mysql restart
mysqlクライアントを起動し
mysql> status
で文字コードがutf8に設定されたことを確認できる。
文字コードはテーブル毎に設定することもできる。
下記のようにデータベースを作成すると、文字コードが指定できる。
mysql> create databaase データベース名 default character set utf8;
データベース指定で文字コードの確認は
mysql> show create database データベース名;
で可能。
phpadminのインストール
ダウンロードしたphpmyadminの圧縮ファイル(tar.gz)をwebの任意のディレクトリに配置する。
ファイルを解凍する。
# tar -zxvf phpMyAdmin-x.x.x-all-languages.tar.gz
解凍してできたディレクトリの名前を扱いやすい名前に変更する。
# mv phpMyAdmin-x.x.x phpmyadmin
ブラウザからアクセスする。
http://ホスト名/phpmyadmin/
mcryptの警告メッセージ
ログイン画面に「mcrypt 拡張をロードできません。PHP の設定を確認してください」というメッセージが表示された場合は、
# apt-get install php5-mcrypt
でphp5-mcryptをインストールする。
インストール後、apacheを再起動する。
# /etc/init.d/apache2 restart
再度ログイン画面を開くと、警告メッセージが消える。
MySQL ODBC接続設定
Debian(etch)は、デフォルトではデータベースにリモートで接続が出来ない。
有効にするには/etc/mysql/my.cnfを編集する。
bind-address = 127.0.0.1
を
# bind-address = 127.0.0.1
のように、コメントアウトする。
/etc/init.d/mysql restart
で再起動すると、TCP接続でポート3306にリモートアクセス可能になる。