Debian11 無線LAN子機を固定IPにする

Debian11 無線LAN子機を固定IPにする

まず、無線LAN子機のデバイス名を確認する。

$ ip addr

4: wlxe84e069f6dd6: mtu 1500 qdisc mq state UP group default qlen 1000
link/ether e8:4e:06:9f:6d:d6 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 192.168.0.19/24 brd 192.168.0.255 scope global dynamic noprefixroute

「wlxe84e069f6dd6」がデバイスIDになる。
(wlx[12桁]の固有のデバイスIDが割り当てられる仕様)

WiFiを固定IPにするには、dhcpcdを利用するのが最も簡単な方法。
dhcpcdは標準ではインストールされていないため、インストールする。

$ sudo apt install -y dhcpcd5

インストール後に、/etc/dhcpcd.confという設定ファイルが作成されている。
このファイルに固定するIPの情報を追記する。

固定IPを 192.168.0.120 、デフォルトゲートウェイとDNSサーバを 192.168.0.1 とする場合、下記のように /etc/dhcpcd.conf ファイルの末尾に設定を追記する。

↓ファイルの末尾に追記

interface wlxe84e069f6dd6
static ip_address=192.168.0.120
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1

ファイルを編集・保存した後、dhcpcdデーモンを起動時に立ち上がるようにサービスを登録する。

$ sudo systemctl enable dhcpcd

PC再起動後に、IPアドレスが設定した値 192.168.0.120 になっていることを確認する。

$ ip addr

管理者